理路雑然 /-31-
2015年04月18日(土)
特集記事
理路雑然
日光東照宮に行ってきた。有名な三匹の猿「見ざる、聞かざる、言わざる」の彫物があり、それぞれ目、耳、口を塞いでいる。海外で「3匹の賢い(wiseワイズ)猿」と呼ばれているそうだ
正直なところ、嫌なニュースは流さないテレビや新聞が欲しい。次々と心痛む事件や事故。繰り返し繰り返し放送し、根掘り葉掘りの解説を聞く身は辛い。犯罪者への怒りと被害者親族の悲しみを思うと切ない
マスコミに八つ当たりすることにした。そこまで知ってどうするのと思うくらい個人の生活まで調べ上げたりするのがマスコミの使命か?こんな報道姿勢が解決につながるとも思えない。悲惨な事故や犯罪、幼児の殺人事件、芸能人の痴話を洪水のように流し、新しい話題が起きるとそちらに衣装替え、後は知らん顔。気狂いcrazyクレージーだ。ちなみに「気狂い」は放送禁止用語
耐えられずチャンネル変えれば一転お笑い芸人を扶養するための馬鹿笑い番組。阿呆foolフールだ
東照宮の猿は他にも母猿が手をかざして子猿を見守る姿、希望を抱き天を仰ぐ若猿、仲間を励ます友、物思いの姿、これから荒波をともにする雄雌2匹の猿、出産前の腹が大きくなった猿など普通の世界がある
若者のテレビ離れが進んでいるそうだ。スマートホンなど新聞・テレビ以外のメディアの普及が要因。単にニュースだけではそちらが早い。新聞・テレビなどに求められるものは、wiseワイズで健全な姿勢と情報提供だろう。出来るかな?