【年頭所感】
市民満足度のさらなる上昇と不満足度の減少に向け取組/西海市・杉澤泰彦市長
2021年01月04日(月)
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新年あけましておめでとうございます。
皆様には、健やかに新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
今年のお正月ほど平穏を願ったことはありませんでした。
新型コロナウイルス感染症は、私たちの生活を一変させました。人との接触の自粛が求められ、離れた家族や親戚にさえ会うことがままならなく、医療従事者にあっては別居も余儀なくされました。
世界規模での経済への大きな不安、身近な地域活動の自粛や取止め等、落ち着かない日々の連続でした。
そしてコロナ禍の7月豪雨、9月の立て続けての大型台風接近は大きな爪痕を残すなど将来に亘って忘れられない年でございました。
このように年間を通して実に耐えた日々でしたが、私たちに喜びと活力を与えてくれたのが、大崎高校野球部の九州地区大会優勝をはじめとする高校生、中学生の活躍でした。
インターハイや総合文化祭などの大きな大会が中止になり、目標を見失いがちになる中でのひた向きな姿勢に心から敬意を表します。大変感動いたしました。
市政を振り返って見ますと、新型コロナウイルス対策事業や就任時にお約束した七つの政策課題解決に取り組んだところですが、昨年実施した市民アンケート調査において、総合的な満足度が前回調査(平成28年3月実施)の37・0%から48・3%へ11・3ポイント改善し、不満足度に関しては、51・2%から41・3%へ10ポイント減少いたしました。
この調査から西海市の課題、重点的に取り組むべき政策を確認することができました。更なる満足度の上昇と不満足度の減少に向けてより一層頑張ってまいります。
令和3年が西海市の更なる発展の年、そして来る1月29日、大崎高校への選抜高等学校野球大会出場の吉報をはじめ幸多い年となりますよう、併せて、それぞれの地域において、これまで培ってきた伝統行事が再び開催できますようお祈り申し上げ新年のあいさつといたします。