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【連載コラム】海辺の街から ~第18回:クラウド会計って何?《DX:クラウド会計導入・第1回》~

2025年08月26日(火)

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海辺の街から

松岡いずみ氏

 昨年は「デジタル化って何?」「DX(デジタルトランスフォーメーション)って何?」という話をしました。今年はもっと具体的に「会計(お金の管理)」を例にして、DXを身近に感じてもらおうということで、クラウド導入する会社さんの例を紹介します!


 まずは「クラウド」って何?これは雲じゃなくて、インターネットのことです。いつでもどこでもお金の記録が見られる仕組みで、スマホでもできちゃいます。


 クラウド会計を導入する理由は大きく5つ


① 仕事がグンと楽になる
② コスト削減できる
③ 法律対応がラク
④ みんなで情報をカンタンに共有できる
⑤ データがしっかり守られる


 こんな、いいことづくしだなんて!導入を決めるのは、経理の人よりも「経営者」が多いです。現場では「これまでしてきたやり方を変える」というのは超ヘビーで面倒くさいこと極まりない、がホンネです。
 ところで、今洗濯板を使って洗濯をしている方はいますか?汚れがひどいものはさておき、みなさん、物心ついたときから自動洗濯機だったので今さら洗濯板はちょっと…。


 きっと洗濯板から洗濯機に変わるときは、お金がかかる、電源を確保しなければならない、置く場所を決めなければならない、ボタンを覚えないといけない、手順を覚えないといけない…面倒くさかったと思います。でも今はボタン1つで脱水まで、乾燥まで終わる時代になりました。


 それと一緒で、今は面倒に感じても「これ、すごく便利。ミスも激減して最高、手放せない」となります。家事と違って経理は企業活動ですので、時間と労力を無駄にはしたくないですね! 


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