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【連載コラム】海辺の街から ~第19回:仕事がグンと楽になる!楽しくなります。《DX:クラウド会計導入・第2回》~

2025年09月09日(火)

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海辺の街から

松岡いずみ氏

 私はとあるクラウド会計の認定アドバイザーなのですが、自分自身が経営を始めて経理が必要になった時、これ簡単にしたいなと思い見つけたのがクラウド会計でした。おこづかい帳感覚でつけられる仕様にびっくり!


 経理は毎日、仕訳(お金の記録)をつけますが、それを自動で行ってくれるようになるんです。その仕組みとは…?


 具体的には「AI活用」と「決済口座との連携」です。銀行やカードとつなげると、自動で情報を取り込んでくれます。経理はそれを「確認」だけでOK!もう、現金出納帳を別に作る必要もありません。


 現金で支払った領収書は
①スキャンしたりスマホで写真を撮ったりする
②クラウド会計に「アップロード」する
③それをAIが読み込んでくれる。まずは「金額」を表示してくれる
④はじめは自分で勘定科目を打ち込みますが、AIは電話番号などからその勘定科目を認識し、だんだんと推測するようになる


 1~2か月分を入力したらもう、テンキーを連打しないレベルまでいきます。手書きの領収書はまだちょっと厳しいですが…。支払いに関しては、ポチポチと「仕訳登録」ボタンを押すだけで良くなります。


 というと大体みなさん不安になられます。そんなので本当に大丈夫?確かに、自分が見てない所で仕訳される、というのは変な感じですよね。どんなふうに自動で仕訳されていくかを見れば怖いものはありません。百聞は一見に如かず。とにかく触ってみると早いですね。


 溜まった領収書をポチポチ消し込んでいく作業は、だんだんゲーム感覚にも似た感じになって楽しくさえなります。導入のお手伝いをした20代女性の方は「会計なんて怖くてしょうがなかったけど、これすごくラクだしむしろ攻略している感じ!」と最初の不安感はどこへ?さすが、お若いので操作は一度覚えるととても早かったです。ちなみに、歳だから無理、は違いますよ。 


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